1997-02-06 第140回国会 衆議院 予算委員会 第8号
○小村政府委員 補助金適化法は、昭和二十八年に参議院の予算委員会におきまして「予算の不正・不当支出防止に関する決議」、こういうものがございまして、予算の適正執行のために設けられた法律でございます。 今御指摘の事案等につきまして、途中で補助目的を変更するとか、あるいは一定期間経過した場合に、転用に合理性があった場合に、これをもう少し弾力的に施行してはどうかという御指摘であろうかと思います。
○小村政府委員 補助金適化法は、昭和二十八年に参議院の予算委員会におきまして「予算の不正・不当支出防止に関する決議」、こういうものがございまして、予算の適正執行のために設けられた法律でございます。 今御指摘の事案等につきまして、途中で補助目的を変更するとか、あるいは一定期間経過した場合に、転用に合理性があった場合に、これをもう少し弾力的に施行してはどうかという御指摘であろうかと思います。
資金の不正不当支出が公団等特殊法人に目立っている現状において、これらの機関に対する会計検査を強めるという措置が必要であります。しかし、それは国際電信電話会社を会計検査院の検査対象にするといった措置にとどまらず、特殊法人の経営実態を予算公開等の形で国民的監視のもとに置くという方向で改正されねばならないと思われます。
私は、決算審査のあり方といたしまして、決算委員会のこの審査を重からしめ、権威あらしめ、それを予算に反映せしめるには、決算そのものの批判、不正不当支出の批判とともに政策批判、ことにこの財政政策の批判が必要であると思うわけであります。その理由は、予算審議は水かけ論に終わりますけれども、決算審査は動かすことのできない実績を踏まえての議論でありますから、実りある議論が期待できると思うのであります。
しかもこれは検査のあり方がいわゆる抜き取り検査であり、つぶさに検討するときには膨大なる不正不当支出になるであろうと危惧する向きもきわめて多いのであります。このような事実について、行政上の責任者である総理はどうお考えになっておるか、承りたいのでございます。
こういう汚職、腐敗、あるいは不正、不当支出、そういう問題とも関連して、この際国家財政、地方財政を通じての根本的な財政の運用のしかた、立て直し、これをやる必要がある。これをやらなければ、財政規模が大きいとか小さいとか、そんな問題じゃないでしょう。重大な問題、今後のですよ。
当決算委員会は、国損をなくすることと、不正、不当支出をなからしめることが目的でありますから、第一は、イタリーのスタッキーニ会社との契約問題について、裁判になっておりましたが、その裁判経過はどうなったか。これは明日、資料を添えて答弁してください。 第二の問題は、九月一日、いわゆる大正一二年の関東大震災がありました。いろいろそのときのことを思うと、国土保全、防衛、たいへんな問題だと私は思う。
現に会計検査院から数十億にのぼる国費の不正不当支出が指摘されているばかりでなく、オリンピックのためといって道路をつくれば汚職が発生し、住宅建設を行なえば、そこにまた汚職が起こり、はなはだしきに至っては、現職の警察官が、すりを働き、強盗を働くといった、乱脈ぶりが報ぜられているのであります。これは、ただ末端が乱れているということにとどまりません。
○国務大臣(小泉純也君) 最後の御質問にございました会計検査院に指摘された不正不当支出の件でございますが、防衛庁におきましては、任務の性質からいたしまして、この問題については格段の留意をいたし、年度初めに会計検査基本方針なるものを指示いたしまして、監査の厳重を期してまいったのでございます。
また、総理大臣も、三十七年の決算委員会ですか、当院の決算委員会で、あらゆる機会に、あらゆる方法で、このような不正不当支出はなくするという御答弁ございましたし、また、ことしの予算委員会でも、不正不当事項について質問がありました場合に、そのために会計検査院があるんだ、こういうようなお話でございましたが、いずれにしても、今回の出てまいりました決算報告では、件数もまた金額も多いわけです。
会計検査院の指摘するところによれば、国費の不正不当支出の点については、例年防衛庁と農林省が両横綱であり、その量と質の点において、防衛庁が東正横綱であると評されているのであります。国民の尊い血税で、何でも買います防衛庁、お高く買います防衛庁、このままでは国民は断じて了承することはできません。国民に対し、いかなる陳謝と反省の意を表わし、さらに今後いかなる積極的根絶策を持たれておられるか。
なお、不正不当支出に対する善後措置については、制度そのものについて反省検討し、関係者の処分については、形式的に流れず、もっと適切妥当な処置を講ずる要がある。要するに、国民の血税を主とする国の財政が、合法かつ合理的に経済的に使用されるよう、一段の努力を払い、国民の信用と信頼を深められることを強く要望したい。」との御発言がありました。
決算委員会においても、いつもたくさんのいわゆる不正、不当支出というものが会計検査院から指摘をされておる。批難事項というものがたくさんある。
5 各省における相つぐ国費の不正不当支出なかんずく大蔵省における国有財産管理の乱脈ぶりは国民の血税を湯水のごとく考えるものであり、大蔵大臣の責任は誠に重大である。これが、本決議案を提出する理由である。 〔拍手〕 一萬田大蔵大臣、あなたは、見るからに異様の風貌を備え、常にもみ手で奇声を発し、鞠躬如として、ひたすら、いんぎんの体をつくろうておる。
旅費の点で、検査旅費があまりふえておりませんが、大体今の御説明では、建設省並びに農林省の補助金の不正不当支出が多い。そういたしますと、やはり現地に行って、検査をなさなければならない。私どもがよく承わります場合に、現地に会計検査院からの検査が参りますと、あるときにはごちそうぐらいで追い返してやったのだといううわさがよくあるわけであります。
二十九年度の決算報告書を見ますと、大分不正不当支出等の金額が大きいようでございます。総額七十一億四千四百万円、件数にいたしまして二千二百四十六件。それからなお官公吏の犯罪がだんだんふえて参りまして、本年度は終戦後一番多い件数が、統計から見ますとあるわけでございます。
こういう問題について国民に最も政府の信頼をつなぎ得るためには、こういう問題が明確に解決されて、国民の納めまする税金が、たとい一銭一厘といえどもむだに使われない、よってもってそれが国民の台所に響いてくる、台所がよくなるため、国民生活の安定のために使われたということにならなければならぬと思うのでありますが、この点について法務大臣は、特に検事を招集して、政府補助金の不正不当支出に対する取締りをされる御計画
本案に関しましては、第十七回国会における本院予算委員会において、予算の不正不当支出防止に関する決議がなされたのであります。
この法律案は、補助金等にかかる事業費について、過大にあるいは不実に積算したり、設計通りの工事を施行しなかったり、はなはだしいのは架空の工事や二重の申請をして国庫補助金等の交付を受けているもの等が多いことにかんがみ、かたがた、第十七回国会参議院予算委員会において決議されました予算の不正・不当支出防止に関する決議を尊重して、これら補助金等にかかる予算の執行の適正化をはかるため、政府においては、第十九回国会
そこで伺いたいのは、このほかにやはり不正不当支出として問題になりましたのは、財政投融資ですね、あるいは出資投資、前に造船疑獄なんかでずいぶん世間を騒がせましたが、この方面も、これはいわゆるパブリック・ファンドの不当あるいは非効率的使用が相当あると思うのです。これをやはり相当検討しなき心、ならんと思うのです。
この法律案は、すでに御承知と思うのでございますが、第十七回の国会におきまして参議院の予算委員会で、予算の不正不当支出防止に関する決議という決議が成立いたしまして、その決議によりまして、何らかこの膨大なる、補助金の執行の適正化についての措置をしなければいかぬという国会の御意思に基きまして、昨年十九国会に提案されたいきさつを持っております。
○木村禧八郎君 そういう形でなしに、不正不当支出というのじゃなくて、これはこの中に入るのかどうか、たとえば国が補助を与えるでしょう、当然地方は負担しなければならんのを負担しないで、国のだけでやっちゃって、これは公共事業でも相当あると思うのですが、あれは会計検査院のあれでわかりますか。
毎年、会計検査院の手によって検査され、報告されます結果を見ましても、予算の不正不当支出は歴年増加の一途を辿っております。実に目に余る乱脈さが見られるのであります。例を最近三カ年にとりましても、昭和二十六年度の批難事項一千百九十八件、二十七年度の批難事項一千八百十三件、二十八年度の批難重項二千三百三十二件となっておるのであります。金額においてもまた同様であります。